今日の作業は、トマトの脇芽採り、トウモロコシの剪定、麦芽作りです。
トマトの脇芽はどんどん出てくるので、収穫が終わるまで続く作業です。
トウモロコシにはアワノメイガという虫がつき実を食べてしまいます。
農薬を使わずに食害を防ぐにはあらかじめ幼虫が生息している場所を
初期の段階で除去しておく必要があります。
成虫は雄しべの付近に卵を産み、孵化した幼虫は雄しべ付近の茎を食い荒らし
実のほうへ広がっていきます。
変色した茎を切り開いてみるとこんな虫がいます。
食害が広がる前に処置しておきます。
トウモロコシの隣では枝豆が育っています。
だいぶ実が膨らんできました。
トウモロコシと枝豆はコンパニオンプランツの効果があるといわれているようです。
午後からは麦芽の製粉作業です。
今月の現代農業に里山農場の麦芽が記事になっています。
麦芽は水あめを作るのに使用します。水あめの作り方はこちら。
人間の体は植物とは違い元素をそのまま吸収することが出来ないので
なるべく精製されたものは控えたほうが良いといわれますね。
水あめの甘味はデンプンです。その点、精製された砂糖よりは水あめのほうが体に良さそうです。
まずは芽が出て乾燥させた麦芽の芽を機械で取ります。
その後製粉機で粗びきにします。
これで麦芽が使える状態になります。