冬の早朝は毎日このような氷点下の世界ですので、
太陽さんが畑を解凍してくれるまで、
里山農場の畑に隣接してあるこの里山にやってきます。
とても気持ちが良いところなのですが、
林道には、大雨のたびに、土砂がながれこみ、
いのししが走り回り、
軽トラックさえも走れないような悪路に
なってしまいます。
そこで
里山農場の土木チームが結成され、
リースやさんから、大人のおもちゃを借りてきます。
子供の頃にかえったような、乗り物好きなやんちゃ坊主に大変身して
みるみる林道が整備されていきます。
それから、熊手をつかって落ち葉はきです。
この作業は結構きつい作業で、
さっきまで、エスキモーのような服装で震えていたのが
うそのように、体から湯気が立ち込めてきます。
肌着がびしょびしょです。
里山の微生物がたっぷりの集められた落ち葉は、
堆肥として、畑で大いなる力を出してくれます。
太陽のエネルギーが凝縮された落ち葉を
おいしい野菜にかえていくのが、自分たちの仕事です。