里山農場を見学に来られる人が、必ずあーーーーと、
声をあげて、驚かれるのが
里山農場のイメージキャラクターのこの池です。
里山農場のお米もこの池の水を利用させていただいます。
皆さんには体験できませんが、
夕日が沈んでいく時は、なんともいえない神々しさをかんじます。
この池も建設されて相当な年数が経ち、
山からの土砂が流れ込んできて、
池の容積の3割程度が埋まってしまっているという緊急事態。
予算申請がとおり、
長年たまった土砂を取り除くことが決まりましたので、
お米の収穫が終わってからは、池の水をどんどん抜いていきました。
そして現れたのが、この巨大な建造物。
重機もない時代にむかしの方は、凄いものを建設されました。
この池は山の中腹にあるため、流れ込む水は、
夏には、プライベートビーチになるくらいきれいな水です。
大物のブラックバスもすみついて、人気のフィッシングポイントにもなっています。
業者さんが搬出作業をしてくれましたが、
予算の関係もあり、掘り出した土砂の量は合計400立米。
2トンダンプ200台分もの量ですが、
この池の全容積に対してたったの0.5%です。
せっかくですので、業者さんが引き上げたあとから
畑に入れるにはとてもいい砂ということもあり、
自腹で重機をリースして
2トンダンプ 100台分掘り出しました。
行政から工事代金もらってもいい仕事量です。
1月の寒い時期の作業でしたが、
こんなこと昔、していたな〜と懐かしい思い出が。
21歳の頃、アフリカのマサイ族の村で建設していた池。
池には、なにか縁があるんでしょうね。
自分の人生でもう1度くらいは、この仕事はありそうです。
次はどこの国なのか楽しみです。