里山農場日記 |
里山農場流 まきづくり |
里山農場は、名前の通り、山に囲まれており、
畑への道、畑の横の山など
大きな木が覆いかぶさってきています。
台風、山火事、いのししなどの獣害を防ぐために
随時木を切らなければならない状況です。
里山の自然を守るには、いかに木を切りつづけるかが命題です。
村でチェーンソーを使って、木を切り倒せる人は、少なくなりました。
それでもこんな気持ちがいい場所で仕事ができるのは、
最高のご褒美ですが、
20mを超える高さの木を切りますので、
危険を伴う仕事でもありますので、
気が抜けません。
倒された木は、
薪ストーブに入る大きさに、チェーンソーで刻んでいきます。
玉切りといわれる作業です。
玉切りしたものを、軽トラックに積み込んで、山から下ろします。
この地にやってきて、13年間くらいは、
毎年斧で薪割りをしていたのですが、
楽しめたのは、最初の3年くらいで、
腰を痛めるし、時間もかかるし、
どうしたものかと考えていたのですが、
最近は、重機の油圧を利用して、薪割りをします。
1年くらい乾燥されたあと、薪ストーブのある家の裏口まで
運ばれます。この量で2週間から1ヶ月分の薪の量です。
11月から4月まで我家の薪ストーブの燃料となります。
薪ストーブによる暖房は、
エアコン、石油ストーブとは違い空気の質も良く、
喘息気味の子供が、気管支系の病気をしなくなったほどです。
里山に住んでいれば実感できる
無限にあるこの雑木という資源。
薪ストーブ以外でも、いかに利用していくか?
皆さんにお届けできる野菜にも、
この里山の雑木のエネルギーを
いかにしてこめていき、
里山の息吹を感じてもらうかが
里山農場の使命です。
麦畑にて 管理機作業デビュー |
最年少かつ女性スタッフSさんは
見た目のかわいらしさからは、想像できないほどの
機械使いたいオーラの持ち主です。
機械操作は、危険を伴う作業でもありますし、
機械を故障させながら、反省して、使い方を覚えていく部分もあり、
できれば、機械に詳しい男性ではないと、
任せるのは、安全面でも、
お財布的にもできれば避けたいのが正直気持ちです。
反論もあると思いますが、女性にはちょっと任せるのは・・・。
とはいえ、本人の気持ちもありますので、
本日麦畑で管理機作業デビューを果たしてもらいました。
しょっぱなから機械の故障となり、
修理業者が研修中で来てもらえず、
しょうがないので自分がなんとか手こずりながら修理するという
洗礼をうけましたが、
機械操作の講習に続き、
実際に40アールの大麦、小麦畑を
管理作業機と共に無事5km伴走をはたしてくれました。
自信をつけ成長を続けるスタッフさんをみるのが、
農場を経営している楽しみのひとつでもあります。
任せてよかった!
里山農場からの年賀状 |
この5年ほどお客様向けに、
年始のご挨拶として配らせていただいている
小冊子があります。
これが一部のお客さん?に大好評で、
毎年楽しみにしていただいております。
一年の締めくくりに、
今年の一年を振り返りながら、
文字におこしていく作業は、
いろんな感情があふれ出てきて、
時として、本当につらいです。
しかししっかりと出し切り、それを元に
来年に向けての抱負を
書き上げる頃には、
本当にすがすがしい気持ちになり、
来年もがんばろう!
とても前向きな気持ちになれます。
今年も500冊作成しましたが、残りわずかになりました。
ブログでは、かけない家族ネタなど、見開き16ページで
ふかーい話もしています。
今年は、中学2年生の長女も投稿してくれました。
発送の際に同梱させていただいています。
里山農場の裏話に興味がある方は、この機会に是非!
http://satoyamafarm.cart.fc2.com/
部数に限りがありますので、なくなってしまったらごめんなさい。
きゅうりの植え付け |
注文していたきゅうりの苗、120本がやってきました。
早速植え付けしました。
植え付けは楽しいですね。
テンションがあがりますが、
スタッフさんに仕事が取られて
さわらせてもらえませんでした。
株元には、竹パウダーをしっかりと敷き詰めて、
雑草防止、害虫よけ、生育促進をねらっています。
しかしこの時期気をつけないといけないのは、
温度管理です。
立春とはいえ、まだまだ氷点下の毎日ですので
気が抜けません。
異変に気がつかなければ、一晩で全滅することもありえます。
そこでとても役立っているのが
遠隔環境モニターです。
このモニターは非常に優れもので
温度はもちろん、土壌水分、湿度、日差しの強さ、実際の野菜の様子などが、
スマートフォンで確認できます。
そして異常があった際には、登録しているスタッフ全員にも
知らせてくれるので、問題に対してすぐに対応できます。
毎晩寝る前にスマートフォンを確認して、安心して眠りにつけます。
本当に便利な世の中になりました。
多品目の有機栽培というとても効率が悪い農法だからこそ
こういったIT分野への投資は、しっかりしていきたいですね。
ため池 |
里山農場を見学に来られる人が、必ずあーーーーと、
声をあげて、驚かれるのが
里山農場のイメージキャラクターのこの池です。
里山農場のお米もこの池の水を利用させていただいます。
皆さんには体験できませんが、
夕日が沈んでいく時は、なんともいえない神々しさをかんじます。
この池も建設されて相当な年数が経ち、
山からの土砂が流れ込んできて、
池の容積の3割程度が埋まってしまっているという緊急事態。
予算申請がとおり、
長年たまった土砂を取り除くことが決まりましたので、
お米の収穫が終わってからは、池の水をどんどん抜いていきました。
そして現れたのが、この巨大な建造物。
重機もない時代にむかしの方は、凄いものを建設されました。
この池は山の中腹にあるため、流れ込む水は、
夏には、プライベートビーチになるくらいきれいな水です。
大物のブラックバスもすみついて、人気のフィッシングポイントにもなっています。
業者さんが搬出作業をしてくれましたが、
予算の関係もあり、掘り出した土砂の量は合計400立米。
2トンダンプ200台分もの量ですが、
この池の全容積に対してたったの0.5%です。
せっかくですので、業者さんが引き上げたあとから
畑に入れるにはとてもいい砂ということもあり、
自腹で重機をリースして
2トンダンプ 100台分掘り出しました。
行政から工事代金もらってもいい仕事量です。
1月の寒い時期の作業でしたが、
こんなこと昔、していたな〜と懐かしい思い出が。
21歳の頃、アフリカのマサイ族の村で建設していた池。
池には、なにか縁があるんでしょうね。
自分の人生でもう1度くらいは、この仕事はありそうです。
次はどこの国なのか楽しみです。
旬の野菜が一番おいしい? |
旬の野菜が一番おいしいね!
ずっとそう体感しながら、あまり疑うことなく有機農業を実践してきました。
とはいえ、お客様から
少し暖かくなってきた4月ごろから
きゅうりはまだですか?
こどものお弁当にミニトマトを入れたいんだけど・・・。
そんな声をききながら、
15年間、「今はまだ旬ではないのでありません。もうすこし待って下さい」
という言葉を、繰り返してきました。
噂でとても美味しいトマトを1年中栽培されている方がおられると聞き、
見学に行ったときに園主さんからの衝撃のひとこと。
「トマトの一番美味しい時期は、4月、5月だね」
えっ!
確かに生物学的に考えると、日中のビニールハウスの中は、
光合成に適した日差し、温度、湿度が適切ですし、
実が充実する夜の温度も
夏野菜にはぴったりです。
確かに春と秋が最も美味しくなるはずです。
旬の野菜はおいしい!というのは、正しくはあるのですが、
旬の時期よりもおいしい時期があるというのが、
新しい発見でした。
とはいえ、今ある施設と、技術で栽培しても、
トマトはどんなにがんばっても、6月からの収穫です。
旬の野菜を売りにしている自分たちの農家は、
4月、5月は野菜の種類が少ない時期で、毎年頭を悩ませています。
加温する設備も、技術もなく、手をこまねいていた時。
タイミングよく辞められる農家さんから、
中古の ビニールハウスと
暖房機を譲っていただけることになり、
思い切ってビニールハウスで加温して
野菜を栽培する方法にチャレンジすることにしました。
有機農業は、旬にこだわるというのが鉄則で、
加温までして栽培するのは、おかしいでしょう。
正直ずっとそう思っていました。
15年間ずっと、呪文のように繰り返してきた「旬ではないので・・・」
そろそろそんな台詞からも
卒業したかったですし。
農業をはじめたころの無農薬で野菜を栽培してやる!
それに似た感覚で、若いスタッフたちと一緒に挑戦です。
日中のビニールハウスの中は、
30度を超えるほどで夏野菜にとっては、快適な気温です。
↑ 1月末のミニトマトの植え付けの様子
ところが、夜間は生命の維持さえ難しい温度になります。
↓ 同じ日の氷点下5度のキャベツの様子
植え付け直後から2ヶ月ほど
生育維持のための最低気温の10度をキープしてあげれば、
4月には夏野菜が取れはじめます。
↓モロッコインゲン
↓ きゅうり
旬の野菜に負けない野菜を作れるように
技術をスタッフたちと高めていきます。
じゃがいも専用の手作り肥料 |
少し暖かくなる3月頃に、じゃがいもの種芋を植え付けますが
その前にじゃがいもが、健康に育つための肥料が必要です。
じゃがいもには、特有のそうか病という少し厄介な病気があります。
この病気に対応するために、
里山農場では、じゃがいも専用の肥料を作ります。
原料は
@米ぬか
地元のお米を精米される近所のコイン精米所と契約して
調達してきます。
A竹パウダー
里山農場周辺の竹やぶを、間伐しながら
細かくパウダーにしてくれる機械を利用して製造します。
竹と乳酸菌の香りのする肌触りのよい原料ができます。
Bおしょうゆのしぼりかす
こちらも岡山のお醤油屋さんと契約しています。
お醤油の原料は、小麦、大豆、塩のみです。
お醤油の良い香りが漂いますが、なめるとさすがにしょっぱいです。
C微生物の培養液
竹の乳酸菌と、里山農場の畑にマッチする微生物を培養した液を
混ぜ合わせしっかり攪拌します。
乳酸菌は空気のない、暗い環境を好みますので、
黒のビニ ール袋に密封して
約1ヶ月間発酵をさせます。
その後じゃがいもの畑に散布します。
じゃがいも専用の肥料も販売されていますが、
地域の資源を有効に利用しつつ
里山農場の畑にあった、適切な微生物を仕込んで、
肥料を作り、栽培するのは、
社会的意義うんぬんよりも、とても面白い仕事です。
地域の資源、里山農場、天候、微生物、じゃがいもさんの気持ちが
バシッと合うと
こんなにすばらしいじゃがいもが栽培できます。
肥料作りは
酒屋さんがお酒を
お味噌やさんがお味噌を
作り上げていくようなかんじです。
里山のおちば掃き |
冬の早朝は毎日このような氷点下の世界ですので、
太陽さんが畑を解凍してくれるまで、
里山農場の畑に隣接してあるこの里山にやってきます。
とても気持ちが良いところなのですが、
林道には、大雨のたびに、土砂がながれこみ、
いのししが走り回り、
軽トラックさえも走れないような悪路に
なってしまいます。
そこで
里山農場の土木チームが結成され、
リースやさんから、大人のおもちゃを借りてきます。
子供の頃にかえったような、乗り物好きなやんちゃ坊主に大変身して
みるみる林道が整備されていきます。
それから、熊手をつかって落ち葉はきです。
この作業は結構きつい作業で、
さっきまで、エスキモーのような服装で震えていたのが
うそのように、体から湯気が立ち込めてきます。
肌着がびしょびしょです。
里山の微生物がたっぷりの集められた落ち葉は、
堆肥として、畑で大いなる力を出してくれます。
太陽のエネルギーが凝縮された落ち葉を
おいしい野菜にかえていくのが、自分たちの仕事です。
サラダセットの植え付け 絶賛販売中 |
宅配のお客様に大人気のサラダセット
畑の都合での、旬は春と秋の4ヶ月ほどですが、
体は、1年を通じて食べたい野菜の一つですよね。
里山農場では、真夏の時期の2ヶ月を除いて、皆さんにお届けできるように工夫しています。
今日は3月、4月に収穫して、皆様にお届けできるレタス、サタダセットの植え付けをしました。
暦では大寒、1年で最も寒い時期ですので、
レタスは種も小さく、発芽させるのが難しいこともあり、
12月に、苗を育てるビニールハウスの中で、種をまき、保温しながら、
約1ヶ月かけて、苗を育てました。
↑
育苗(いくびょう)作業といいます。
今朝は氷点下で、少し土が解凍されてから、スタッフ総出で、
苗の畑デビューをお膳立てしました。
無事説得が成功して、休日の長女も畑に出て、手伝ってくれました。
里山農場で生後まもないころから、畑で育ててきたといってもよいほどの
英才教育を受けているので、
仕事がはやくて、丁寧、そして、提案までしてくれます。
おそるべし! 農業女子。
この畑は長さが100mもありますので、この列だけで約900株の
レタス、サラダセット用の苗を植えつけることができます。
午後から雨予定ということもあり、
土が解凍された9時から、スタッフ総出で植え付け開始。
今日の目標は3列、2500株と、4月収穫の大根の種まきです。
しかし植え付けをしただけでは、終わりではありません。
この時期、日の出前には氷点下5度まで冷え込みますので、
まずは1.5m間隔で、支柱を立て、
防寒のための布と、ビニールの2枚をかけて、
強風がふいても、飛ばされないように、
ペグを打ち、ロープでしっかり抑えこみます。
まるでテントを張っているような感じです。
完成図
↓
植え付け直後、この中はどうなっているかというと。
こんな感じで寒さと、強風から守られています。
あったかいです。
中腰作業と、ペグ打ちで腕がパンパンですが、
一日の疲れが、吹っ飛びます。
とはいえませんが、なによりのご褒美です。
里山農場 人気ナンバー3のサラダセットの植え付けの様子でした。
大麦 小麦の発芽 |
11月下旬に種をまいて、
その日の夜に冷たい雨が、降りました。
1週間後、土をそーっと掘り起こしてみると
まあなんともいえないかわいらしい様子。
根の根毛がしっかりと土をつかんでいる感じは
赤ちゃんがお母さんにしっかりと抱きついて、
お乳を飲んでいるようです。
そして1ヵ月後の12月下旬 氷点下5度の世界。
一面真白ですが、雪ではありません。
霜です。
アップで見てみると
神々しい!
この寒さで、鍛えられた麦が、6月には収穫を迎えます。
そして
小麦はうどん 小麦粉に、大麦は、麦茶は変身します。
畑の様子(7月25日) |
連日のように暑い日と夕立が続きます。
最近山に近いネギの畑にイノシシが出没しているようです。
ネギは数本食べられたようですが、イノシシの口には合わなかったようでそれ以上は食べられていませんでした。
しかし、マルチの下にいるミミズを狙ってマルチを剥がしていくのがとても厄介です。
農作業(7月21日) |
梅雨明けした途端、連日暑い日が続いています。
夏は草刈がメインです。
特に里山農場は田んぼが多いので刈る面積がとても大きいです。
出荷のある月曜・水曜・金曜は毎朝5時から収穫をし11時から12時の間で昼休みに入ります。
午後は3時頃から農作業。
出荷のない日は朝6時頃から農作業をします。
特にこの時期、日中は大変暑いので草刈などの重労働は朝夕の涼しいうちに行います。
今日も朝から草刈をしました。
8時頃になるとだいぶ暑くなり作業服から汗が滴るほどです。
日中は炎天下を避けて作業をします。
夕方からは再び草刈です。
昨日今日と連日夕立が発生しています。
里山農場の辺りでは殆ど夕立がないということらしいですが、先日の集中豪雨といい、
異常気象の影響なのでしょうか???
雨が降っても降らなくても夏の農作業はいつもびしょ濡れです。
農作業(7月12日) |
里山農場では田んぼで野菜を作っているので灌水設備がありません。
ハウスで苗を育てる以外は雨を待つか軽トラで水を運んで撒くしか方法がありませんでした。
そこで今回、井戸を掘ることになりました。
井戸輪の設置は近所の土建屋さんにお願いし、今日は井戸輪を掘り下げる作業をしました。
井戸の中には周辺の水が流れ込んでいるので、ポンプ2台で排水を行いながらの作業です。
一人が中に入って掘った土をバケツへいれ、ウインチで吊り上げて上の人が外へ捨てるという作業を丸一日やりました。
写真は午後一の写真で、午前中より20センチほど下がっています。
山さんが一日中水の中で作業しました。ドロドロのビショビショです。
作業終了後ポンプを止めるとあっという間に水位が上がってきました。
田んぼに水が入っている時期なので、水が大量に流れ込んできます。
午後一の写真よりさらに20センチほど下がったでしょうか。
なかなか厳しい作業でした。ひとまず井戸掘りはここまで。
続きは畑が忙しくない冬に行います。
畑の様子(7月11日) |
先日の大雨でナス・きゅうり・ピーマンの畑が水没してしまいました。
記録的な集中豪雨で山の畑へ行く道も車が通れないほどに削られていました。
土曜日は一日中排水処理で一苦労。
各地で土砂崩れが発生していて惨憺たる状況でした。
ピーマンは30センチ以上水没してしまいました。
山さんが真夜中に起きて雷の中水門を開けて排水をしたそうです。
数週間前に撒いたゴボウは水が足らなかったせいで発芽がそろいませんでした。
発芽しなかった穴に昨日改めて播種しました。
今回は大分湿っているので発芽するでしょう。
農作業(7月4日) |
農作業(7月3日) |
今日は朝から本降りの雨。
畑には入れないので、温床の片付けや田植え機の掃除をしました。
春先に作った踏み込み温床ですが、掘り起こしてみるとまだ発酵していて熱を持っていました。
臭いはかなり強烈で、クサヤのような臭いがしました。
発酵と腐敗は違います。発酵は生へ向かい腐敗は死へ向かうとでもいいましょうか?
発酵したものは食べられますが、腐敗したものは食べられません。
温床もクサヤも発酵です。もちろん温床は食べませんが・・・
役目を終えた温床。軽トラックで3回往復しました。
まだまだ殆ど分解されていません。落ち葉と籾殻が残っています。
片付けた温床は堆肥置き場に積んでおきます。
ここで2,3年熟成されて良い堆肥になっていきます。
農作業(6月30日) |
機械での田植えも一通り終わり、今日はしばらく放置されていたトマトの手入れです。
ここ最近見ないうちにだいぶ生長していました。
もう手の届かない高さになっているので、ちょうど良い高さで成長点を切り落とします。
成長点を切るとその枝はそれ以上伸びなくなります。
ただ、脇芽は伸びるのでとり続けなければいけません。
ミニトマトがだいぶ熟してきました。
赤くておいしいトマトです。
トマトもちらほら色づいてきました。
こちらももう少しですね。
農作業(6月23日) |
そろそろ田植えも中盤。
今日はジャガイモの一斉収穫です。
ジャガイモ掘り機が到着し手作業での掘り起こしから開放されました。
爪状の大きな熊手のような先端を土に差し込んで振動させながら進みます。
この振動がかなり強烈で普通に座っていられない状態です。
トラクターからの見晴らし。
都会の方はあまり経験できませんよね?
掘り起こし作業は一通り終わり、コンテナに集める作業は明日まで続きます。
農作業(6月19日) |
朝、家の前の川を見るとだいぶ増水していました。
朝一でズッキーニの受粉をしに畑へ行くと、水没しそうになってました!
そうとう降ったようですね。今日は一日中雨の予報です。
こんな日は事務作業です。
ふと田んぼを見るとトラクターを動かしている人影が。。。
雨の日は代掻き日和らしく里山農場のオーナーが作業してました。
この時期の雨は冷たくないので炎天下でトラクターに乗るより快適かもしれませんね〜。
農作業(6月18日) |
最近農作業に追われてブログの更新が遅れています。。。
今日も雨の前に人参の一斉収穫です。
今年の人参はなかなか良いものが揃っています。
ただ、春先の天候が悪かったせいでトウがたっているものもチラホラ・・・
霜にあたったりして生命の危険を感じると、野菜は遺伝子を残す為に生殖活動を開始するんですね。
トウがたって、花が咲いて、種がついて・・・と。
人参のトウがたつとどうなるか?
物凄く硬くなります!まるで木のような人参になります。
一度知らずに包丁で切ろうとしたら・・・切れないんです!
今回は注意してトウがたった人参は除けていったのですがなかなか見分けが難しいです。
今日も夕方から雨に降られましたが、なんとか収穫し終わりました!
ここもそろそろ田んぼに変身します。
農作業(6月16日) |
今朝から雨が降ったり止んだりの天気が続いています。
先日田起こしをした田んぼで代掻き(しろかき)をしました。
代掻きとはどういうものかというと、田んぼに水を入れてトラクターでかき混ぜるだけです。
トラクターで水の中に入る時、なんだかワクワクします。
最初は泥にはまって出られなくなってしまうのではないかという一抹の不安もありますが、
水が入ってるとまったく問題ないんですね。
一日かけてだいたい田んぼ5枚(約1町弱)終わりました。
代掻きはなかなか時間のかかる作業です。
無駄なく平らで綺麗にするのは意外と難しいです。
農作業(6月15日) |
今日もどんよりとした曇り空。
サツマイモの苗を植えました。
今日植えた苗は全部で3000本。ひたすら植え続けました!
作業が終わるころ雨がポツリポツリと降りだしてきました。
定植後の灌水が不要になるので助かります。残す畝もあとわずかとなりました!
サツマイモの苗は一度死んで復活します。
捨てた苗でも根がついてしまうほどの生命力です。
本当に凄いです。
農作業(6月13日) |
雨の合間を縫ってのジャガイモ収穫。
ジャガイモは雨に濡れると腐りやすくなります。
今日は3コンテナ収穫しました。
ジャガイモは葉っぱが枯れるまで成長を続けます。
まだまだ大きくなるのですが、ここの畑は田植えをするので
そろそろ一斉収穫をしなければなりません。
芋掘りはなかなかの重労働です。
今は手作業で収穫していますが、そろそろ秘密兵器が登場します!
美味しいジャガイモに育っていますよ〜
農作業(6月12日) |
そろそろ作付け作業も落ち着いてきたところでしょうか。
と言いながらも、今日はトマトの種を750粒ほど箱播きしました。
秋用のトマト少し多すぎましたね〜。
次は田んぼに入れる光合成細菌の培養準備をしました。
田んぼに有機物などを入れてそこに水が入ると嫌気性になりガスが発生し
ドブのような臭いを出します。
そうなると、根が腐って苗の発育が遅れてしまうので、光合成細菌を入れて
嫌気性と好気性のバランスをうまくとるようにします。
ビニールタンクに光合成細菌、粉ミルク、重曹、クエン酸、イースト、だしの素、サラダ油を入れ
水でいっぱいにします。
この状態で放置しておくと光合成細菌が培養されていきます。
先日作業が途中だったキュウリのネットを完成させました。
キュウリ大分大きくなってきました。少しずつ実も取れるようになってきました。
農作業(6月11日) |
梅雨の天気らしく今日も雨が降りそうな雰囲気です。
出荷作業後、午後からたまねぎの一斉収穫とサツマイモの植え付けをしました。
たまねぎは雨に濡らしたくないので大急ぎでの収穫です。
作業中、風が湿ってきたので降るかと思いましたが、なんとかもってくれました。
サツマイモの苗が午前中に600本ほど届いたので植えつけました。
時間が遅かったので今日は途中までです。
品種は金時。定番のさつまいもですね。
農作業(6月9日) |
今日の作業は、トマトの脇芽採り、トウモロコシの剪定、麦芽作りです。
トマトの脇芽はどんどん出てくるので、収穫が終わるまで続く作業です。
トウモロコシにはアワノメイガという虫がつき実を食べてしまいます。
農薬を使わずに食害を防ぐにはあらかじめ幼虫が生息している場所を
初期の段階で除去しておく必要があります。
成虫は雄しべの付近に卵を産み、孵化した幼虫は雄しべ付近の茎を食い荒らし
実のほうへ広がっていきます。
変色した茎を切り開いてみるとこんな虫がいます。
食害が広がる前に処置しておきます。
トウモロコシの隣では枝豆が育っています。
だいぶ実が膨らんできました。
トウモロコシと枝豆はコンパニオンプランツの効果があるといわれているようです。
午後からは麦芽の製粉作業です。
今月の現代農業に里山農場の麦芽が記事になっています。
麦芽は水あめを作るのに使用します。水あめの作り方はこちら。
人間の体は植物とは違い元素をそのまま吸収することが出来ないので
なるべく精製されたものは控えたほうが良いといわれますね。
水あめの甘味はデンプンです。その点、精製された砂糖よりは水あめのほうが体に良さそうです。
まずは芽が出て乾燥させた麦芽の芽を機械で取ります。
その後製粉機で粗びきにします。
これで麦芽が使える状態になります。
農作業(6月7日) |
今日は朝から太陽が出ていてとても暑いです。
こんな日はマルチ張りに最適です。
マルチは太陽に当たって暑くなると伸びます。
曇りの日などに張ったマルチは太陽にあたると弛んで
風でパタパタとはためいてしまいます。
マルチがはためくと作物にも良くないし、破れやすくなったりと
良いことはありません。
マルチ張りは晴れた風のない日が最適です。
明日は雨が降る予定なので、コットンの種まきと
ズッキーニ、加工用トマト、赤チシャ、青チシャの定植をしました。
昨年はコットンの種まきをワークショップでやったそうですが、
今年は余裕がなく、こちらで済ませてしまいました。
ズッキーニはある程度大きくなっているので、大丈夫でしょう。
トマトはちょっと苗が小さいので暑さに耐えられるか心配です。
それから、ヨトウムシに既に何本かやられてしまいました。。。
ヨトウムシに狙われたらアウトです。
チシャも少し小さいですが、夕方の涼しいうちに植えたので大丈夫でしょう。
農作業(6月5日) |
台風の影響でしょうか?朝から曇ったり小雨がぱらついたりしています。
先日作業の途中だったつくね芋の支柱を完成させました。
これだけたくさん結束すると指がおかしくなってきます。。。
ところどころ芽が伸びてきています。
もう少ししたら支柱が芋の蔓で覆われそうです。
お米の苗も大きくなってきました。
少しまばらな感じがしますが、根が地上にとどくと
急速に大きくなるはずです。
さすがに毎日灌水していると草の成長も早いですよね。
農作業(5月31日) |
今日は先日の続きでナスにもフラワーネットをかけました。
ナスもトマトと同じように脇芽が出てくるので、ついでにそれも取り除きました。
脇芽取りを繰り返して理想的な形に仕立て上げていきます。
今回は4本仕立てにして低い位置で収穫するようにします。
作業完了!
なかなか時間のかかる作業でした。
ナスの隣にはまだ小さいキュウリが育っています。
小さいながらも、もうこんなにたくさん実がついています。
もって帰って食べてみました。
しっかりとした味と甘みがありとてもおいしかったです!
今後が楽しみです。
今日のセット野菜(5月30日) |
農作業(5月29日) |
今日は先日抜いて干しておいたネギ(九条ネギ)を定植しました。
マルチに穴を開けて1〜3本ずつ挿していきます。
8月下旬頃には収穫できる予定です。
隣の畑ではズッキーニが元気に育っています。
花の数も日に日に増えていて、受粉作業が忙しくなってきました。
ズッキーニはものすごく実の成長が早く、2日程で見違えるほど巨大になります。
農作業(5月28日) |
赤紫蘇が大きくなってきました。
これから梅雨に入ったらますます大きくなります。
期待できそうです!
今日はピーマンとナスにトンネル支柱を立てて、フラワーネットを設置しました。
ピーマンやナスは大きくなるので風で倒れないように支柱で支えますが、
今回はフラワーネットが採用されました。
目の大きなネットなので、木が大きくなるとそこから枝が伸びて勝手に支えられるという仕組みです。
途中から夕立に遭ってしまい、作業は途中で中断です。
その間にブログを更新中。
雨が上がって、涼しい風が流れ込んできます。
農作業(5月21日) |
山のハウスで育てているトマトが少しずつ大きくなってきました。
今日は芽欠き作業をしました。
トマトは茎と枝の間から脇芽が出てくるので、放っておくと
ジャングルのようになってしまいます。
色々やり方はあるようですが、今回は一本仕立てです。
少しピンボケしていますが、茎と枝の間にもう一本枝が出ています。
これを手でポキポキと折っていきます。
今日は時間がなかったので一列で終了^^;
ハウスの外はこんな風景です。プライベートビーチ
農作業(5月19日) |
からっと晴れた良い天気。
今日もたくさん種を播きました!
オクラ、落花生、枝豆。
落花生はおおまさりという品種でゆで落花生にして食べるそうです。
食べたことないけど大粒でおいしそう!
枝豆はどんどん播種しています。
これから毎週土曜日は枝豆の種まき日です。
これはオクラです。カラスに食べられないようにネットをしています。
![]() |
こちらは落花生。8月頃収穫でしょうか。楽しみです!
![]() |
暴風雨にやられたズッキーニ。復活?しましたね(笑)
これから毎日受粉の作業をします。雄しべを採って雌しべにつけます。
なんだか理科の実験みたいです!
![]() |
スナップエンドウが最盛期です。
収穫にはとても時間がかかりますが味は抜群ですね!?好みかな?
![]() |
ひとり言
アボカドって栽培出来ないのかなと思って調べてみると・・・・・・果樹!?
アボカドって果樹なんですね・・・。
ずっと野菜だと思ってました。。。
恥ずかしい。。。
このブログは里山農場のスタッフBが書いています^^
農作業(5月14日) |
今日の夕方からまた雨のようです。
晴れているうちに苗の定植です。
赤紫蘇、青紫蘇、ピーマン、モロヘイヤ
赤紫蘇たくさん植えました!
今年の夏は赤紫蘇ジュースが楽しみです。
エンドウがちょうど収穫時期を迎えています。
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農作業(5月12日) |
今日は朝から畑の片付けや草刈りです。
午後からは枝豆の定植をしました。
今日から新しいマルチ穴あけ機の登場です!
従来のものは切れ味が悪く土がたまって作業効率が非常に悪かったのです。
そこで、オーナーに頼んでガスバーナー式のものを買ってもらいました!
マルチの上に少しおいただけで穴が開き切れ端は内側にたまっていくので
とても効率が良くなりました。
先が熱くなったらガスは止めて良いので長持ちしそうです。
![]() | ←旧式の穴あけ機 |
![]() | ←新式の穴あけ機 |
![]() | あっという間に穴があけられました。ちょっと大きすぎるかな・・・ |
それから・・・
今日近所のおじいさんから救援要請があって行ってみると・・・。
大変な状況に・・・
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おじいさん乗ってなかったみたいで怪我もありませんでした。
結局トラクターでは引き上げられなかったので後でクレーンで
救出してもらったようです。
農作業の事故はホント怖いですね。
農作業(5月9日) |
今日のセット野菜(5月9日) 白菜がとれはじめました |
太陽光パネル |
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先日、里山農場の倉庫屋根に太陽光パネルがやってきました。
今日(5/8)から発電開始です!
昼間の電気はこのパネルでの発電でまかなえるとのこと。
ほんとうに凄いです!
循環に自家発電。
里山農場も微力ながらエコライフに貢献することが出来ているかも!?
農作業(5月8日) |
里山農場でも本格的に田植えの準備が始まりました。
今年も去年と同じ4町ほど作付けをします。
今日は先日塩水選別した籾を播種します。
播種には専用の播種機を使います。
![]() | 2,3粒ずつ穴に落ちていきます。これ優れもの! |
山積みされた苗箱。
昨日一日がかりで土を入れました・・・。
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ようやく播種が終わり、今度は苗床に苗箱を並べる作業です。
1000枚を超えると並べるだけでも一苦労です。
今日は半分くらいで時間切れです。。。
続きはまた明日!
![]() | すずめに狙われるので上にネットをかけています。 油断すると食べられてしまいます@@ |
農作業(5月2日) |
そろそろ田植えの時期が近づいてきました。
今日は種籾の熱消毒、塩水選別を行いました。
熱すぎるとごはんになってしまうので温度管理が大変です。
温度計とタイマーを使っての作業になります。
塩水選別は塩水を作って行います。
悪い籾は浮いてくるのでそれを全てすくい取ります。
今年の種籾はとても優秀で悪い籾は少なめでした。
![]() | 悪い籾が少しだけ浮いています |
![]() | 選別が終わって水につけてます |
農作業(5月1日) |
今日の夜から雨が降るのでナスとキュウリの定植をしました。
トラクターが動かなくなるなどトラブルもありましたが
雨が降る前に作業は完了しました。
おいしいナスとキュウリの収穫が楽しみですね。
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![]() | ←ナス |
![]() | ←キュウリ |
農作業(4月28日) |
世間ではそろそろGWでしょうか?
ラジオから渋滞情報が流れてきます。
里山農場にGWはありません。
でも、今日みたいな陽気の日には農作業が最高に気持ちいいです^^
まずは人参の草取り。
この作業をしないと人参が大きくなりません。
人参を抜かずに草だけ取る作業はなかなか大変な作業です><
除草剤を使えばラクなのでしょうが、里山農場では一切使いません。
![]() | 少しずつ草が減ってきました |
![]() | 夕方からは頼もしい助っ人が来てくれました |
草取りの合間に、苗用のネギを乾かしにいきました。
![]() | 来年もおいしい九条ネギになってくれるでしょうか ←一番奥までネギが寝転んでいます |
![]() | ハウスではトマトが順調に育っています |
山の畑は新緑に包まれていて、静けさの中に響く鳥の鳴き声に癒されます。
ここは本当に気持ちのいい場所です。
![]() | ←コットンを栽培している畑 |
農作業(4月26日) 枝豆の種まきと生姜の種を準備しました |
里山農場は朝から雨が降ったり止んだりしています。
畑に出られないので枝豆の種を播きました。
8トレイ作ってみました〜。
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時間が余ったので、生姜の種も準備しました。
大きな塊を50グラムから60グラムのサイズに切ります。
![]() | ちょっと大きいのも混ざってしまいました(笑) |
後は腐らないように風通しの良い場所で乾かします。
農作業(4月25日) 枝豆・赤しその定植、苗床の準備をしました |
今日は出荷準備が早めに終わったので、午前中から枝豆の定植です。
明日は雨なので急ぎの作業でした。
先日の雨の影響でここの圃場はぬかるんでいて大変。。。
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移動中、人参畑の横を通りかかると
草取りをしている救世主を発見!!
この時期どんどん草の勢いが増してきます。
除草剤を使わないので手で取らないと作物が草に負けてしまいます。
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ここは苗床になる田んぼです。
鶏糞を均等に撒いていきます。
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あとはトラクターでかき混ぜておしまい。
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農作業(4月21日) |
今日最初の仕事はキャベツの芽かきです。
里山農場では四月の上旬でも霜が降りるのでキャベツに脇芽が
出来てしまいます。栄養がと取られないようにそれを手でとります。
![]() | ←分かりづらいけど左右に芽が2つ出ています |
キャベツの後は赤しその定植です。
全体的に小さいですが、畑に定植すれば大きくなるでしょう〜。
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最後はズッキーニです。
実は先日ズッキーニの定植をしたのですが、その後の春の嵐で
トンネルとマルチが剥がれて駄目になってしまったのです(pq)
そこで、今日は苗を買ってきて再び定植しました。
今度こそはしっかりと育ってほしいです^^;
![]() | 右側は風で飛ばされた跡です・・・。 |
農作業(4月19日) つくね芋を植えました |
今晩から明日にかけて雨の予定なので今日は急いでつくね芋と葉物野菜の種まきです。
つくね芋の種芋は小さく切り、切り口の腐敗防止のために石灰をつけておきます。
土を薄くかけて播種完了です。
こんな感じで植えていきます。
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今回の畑は1畝100メートル。
4畝に2列ずつまいたので、合計800メートルもあるんです!
![]() | ←こんな感じです |
終わったころにはヘトヘト。。。
その後葉物野菜の種をまいているときにちょうど雨が降ってきたのですが、
なんとか全てまき終りました!!
なかなかハードな一日でした。
農作業(4月17日) 赤しそ、ネギの種まきをしました |
今日は穏やかなぽかぽか陽気。(夕方からは夕立のような土砂降り!!)
赤しそと下仁田ネギの種まきをしました。
合計40枚ほどのセルトレイに小さな種を2,3粒ずつ
丁寧にまきました。新聞紙をかけて育苗中。
赤しそジューズとおいしいネギをお楽しみに〜。
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農作業(4月10日) 苗の定植と種まきをしました |
![]() | 今日は朝から曇りの一日。
農作業がしやすい陽気でした。
そんな中、エンドウ、枝豆、トウモロコシの苗を定植。
サトイモ(種芋)とニンジンの種を播きました。 |
![]() | 堆肥を撒きビニールマルチを張り畝を作っていきます。
全部で10列作りました。 |
![]() | 一つ一つ穴を開けて、苗を植えていきます。
夏頃にはトウモロコシと枝豆の緑に覆われることでしょう。 |
農作業(4月3日) キュウリの鉢上げをしました |
![]() | 今日の岡山県は朝から雨模様です。 キュウリの苗が大きくなってきたのでハウス内で鉢上げをしました。 発芽も揃いなかなかいい感じです。 |
![]() | 苗を鉢上げ中です。 定植まではもうしばらく育苗ハウスの中です。 午後からは晴れてきましたが、台風のような風が吹き荒れています。 |
今日のセット野菜(4月2日) |
今日のセット野菜(3月30日) 菜の花が採れ始めました |
農作業(3月29日) ズッキーニを定植しました |
農作業(3月27日) トマトの鉢上げをしました |
さつまいもの苗づくり |
里山農場では、8月から4月までの約9ヶ月
皆様にお届けする重要度の高い野菜です。
このようなさつまいもが出来るともう掘るのが楽しくてしかたありません。
美味しいお芋を作るポイントはいくつかあるのですが、
そのひとつは、苗作りです。
苗の特性によってその品質、収量、味が
決まってしまうといっても過言ではありませんので
苗作りはプロの技が必要となります。
良い苗を栽培するには、良いさつまいもを選抜して、
管理していくのは、非常に難しく、
里山農場のような小さな農家が、苗専門に育てている会社には
太刀打ちできませんので、
今は下の写真の専門の研究所に
品質の良い親芋の選別から、親苗を委託生産してもらっています。
その研究所から、
まだ寒い2月上旬に、親苗が届きました。
品種は、べにあずま、鳴門金時、べにはるかの3種類。
外はまだ氷点下の寒い季節ですが、
暖かいビニールハウスの中に
植え付けします。
さつまいもは、寒さにとても弱いので、
ビニールハウスの中にさらにビニールで保温します。

本日300本の親株を植えつけましたが、
この1本の株から20本ぐらいの苗が
栽培できたら上出来です。
さつまいもの植えつけは4月中旬から6月上旬まで、
苗が育ち次第、順番に植えつけていきます。
さつまいもは、こちらで販売中です。
さつまいもは野菜というよりはフルーツですね。